バルタリマヌ日本庭園 主な見どころ
バルタリマヌ日本庭園は、日本庭園の特徴である茶室、滝、池、石、東屋などが自然の材質を用いて整備されており、中央に池が設けられ、周囲に石庭・茶室などが配された、伝統的な庭園形式である「池泉回遊式庭園」の手法が採用されています。
園内には、桜37本の他、トルコで調達された紅葉36本、松5本が植えられ、来場者に四季折々の魅力を伝えています。
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1 - 正門:
長府庭園入口の長屋門を模写したものです。(長府庭園(下関市)は、長府毛利藩の家老格であった西運長の屋敷跡を整備し、1993年に開園。)
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2 - フォトプレート: 2003年の庭園開園を記念して下関市から寄贈されたもので、ボスポラス海峡を髣髴させる関門海峡の写真が大きく飾られています。
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3 - つくばい: 中央の水を入れる四角部分を共有すると、上から時計周りに「吾唯足知(われただたるをしる)」と読みます。
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4 - 陽月庵(茶室): 本格的な炉付茶室・和室・土間形式のロビー等が備わっており、各種イベントに利用されています。2015年9月に大規模改修され、両国の国旗を象徴し、新たに「陽月庵」と命名されました。
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5 - 東屋: 東屋は、庭園の中央付近に位置し、近隣のイスタンブール市民の憩いの場として親しまれています。
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6 - 太鼓橋:
太鼓橋の前で、東屋や池をバックに、トルコ人カップルの結婚式の前撮りの場所としても人気を集めています。
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7 - 滝:
庭園の北側に位置する滝は、庭園内の池とともに、涼やかな一角を構成しています。
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8 - 鯉のぼり台: 「2010年トルコにおける日本年」を記念して山口経済同友会より寄贈された鯉のぼりは、毎年5月に開催される当地日本人会主催「こども園遊会」等で披露されています。
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9 - 姉妹都市40周年記念碑 2012年、下関市とイスタンブール市の姉妹都市40周年を記念して植樹が行われ、記念碑が設置されました。(植樹されたのは、ヒイラギ)
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10 - 石庭: 石庭の石は全て、トルコ(ブルサ・ウル山)で調達され、石庭も含め全庭園で600トンの石が使用されています。