年末年始・イスタンブール市内におけるデモに対する注意喚起

令和6年12月26日
【ポイント】
●年末年始は、特に年越しなどを祝うため、タクシム広場、イスティクラル通りのほか観光地等において、不特定多数の人が集まることが予想されます。
●1月1日(水)朝8時30分からガラタ橋においてパレスチナ市民への連帯を示すためのデモが呼びかけられています。
●不特定多数の人が集まる場所を訪れる際には、不測の事態に巻き込まれないよう、十分注意して下さい。
 
【本文】
 年末年始は、特に年越しなど各種イベントを祝うため、タクシム広場、イスティクラル通りのほか観光地等において、不特定多数の人が集まることが予想されます。
また、1月1日(水)朝8時30分からガラタ橋においてパレスチナ市民への連帯を示すためのデモが呼びかけられています。過去にイスタンブール市内で発生したデモでは、治安当局がデモ隊に対し放水砲や催涙スプレーを使用し、周辺の歩行者に影響が及ぶ事態に発展しています。
不特定多数の人が集まる場所を訪れる際には、不測の事態に巻き込まれないよう、次のとおり、ご自身の安全確保に心がけてください。
 
・パスポートを含む貴重品のスリ・置き引き等の被害に十分注意する。
・常に周囲の状況を確認し、不審者(車)・不審物に注意を払い、異常(不自然な放置物、不自然な厚着、特異な印象など)を感じた場合には、直ちにその場を離れる。
・事前に、出入口、非常口、避難経路を確認しておく。
・万が一不測の事態が発生した場合に備え、家族や所属企業に行動予定を知らせておく、緊急時の連絡手段を確保する等、適切な安全対策を講じておく。
・同行している人と離ればなれになった場合に備え、待ち合わせ場所等を定めておく。
・大勢の人が集まる場所では、ドミノ倒しの被害に遭う可能性があることに十分注意し、行動する。
・デモ等が行われている場所には近づかない。
・デモ等の抗議活動に遭遇した場合には、速やかにその場を離れる。
・周囲の状況に注意を払う。
・報道等を注視し、最新情報の入手に努める。
・万が一不測の事態が発生した場合に備え、家族や所属企業に行動予定を知らせておく、緊急時の連絡手段を確保する等、適切な安全対策を講じるよう心がける。
 
 
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