令和3年秋の外国人叙勲

令和4年5月13日
令和3年秋の外国人叙勲1
令和3年秋の外国人叙勲1
5月13日、イスタンブール市内「バシャクシェヒル松と桜都市病院」において、エルマン・ウルジャック・ルネッサンス・ホールディング社長に対する旭日中綬章の叙勲伝達式が行われ、笠原総領事が参加しました。ウルジャック氏は長年にわたり日本・トルコ両国の経済関係の発展、及び日本企業のロシア・中央アジア・中東・アフリカ地域進出に貢献されました。
伝達式では、鈴木駐トルコ大使から旭日中綬章が授与され、ウルジャック氏からはこれまで活動を支えていただいた関係者に対する感謝の意が述べられました。当日は、飯島内閣官房参与、鈴木大使、政府関係者、企業関係者等多くの方々が出席し、ウルジャック氏の授章を祝福しました。

この式典に先立つ5月10日、笠原総領事は、式典の会場となる「バシャクシェヒル松と桜都市病院」にて視察を行いました。同病院は、令和2年5月に、日本企業による最大規模の病院経営となる都市病院として、イスタンブールに新設されました。これはトルコにおいて、病床不足を解消するため、官民連携による公立病院の整備の一環であり、日本企業の双日株式会社と共にトルコにおいて経営される病院として記念すべきプロジェクトです。同病院は、トルコにおける新型コロナウイルス感染者の治療においても大きな役割を果たしています。