領事情報(旅券・戸籍・査証・証明など)

令和5年7月26日

領事班の仕事

当館管轄地域で何か困ったことがありましたら、まず領事班にご連絡ください。
   TEL: +90-212-317-4600
   FAX: +90-212-317-4604
   Mail: ryoji@it.mofa.go.jp
しかし、領事にも皆様のお力になれることには限界があります。
例えば・・・

<領事のできること、できないこと>

1.事件・事故や緊急入院 ~事件・事故に遭ったとき、緊急入院したとき~
<領事のできること>
  ● 弁護士や通訳の情報を提供します。
  ● 医療機関の情報を提供します。
  ● ご家族との連絡を支援します。
  ● 現地警察や保険会社への連絡の助言をします。
  ● 現地で治療が不可能な場合、緊急移送に関する助言・支援を行います。
  ● 死亡事件・事故の場合には、ご遺体の身元確認をお手伝いし、ご遺体の荼毘、死亡証明書の発給および日本へのご移送に関する助言を
    行います。
<領事のできないこと>
  
● 病院との交渉・通訳・医療費・移送費の負担、支払い保証、立替え
  ● 犯罪の捜査、犯人の逮捕、取締り
  ● 相手側との賠償交渉

2.盗難・紛失 ~所持金・所持品(旅券等)が盗難にあったとき、紛失したとき~
<領事のできること>
  ● 現地警察への届出に関する助言をします。
  ● ご家族や知人からの送金に関する助言をします。
  ● 旅券(パスポート)の新規発給又は旅券に代わる「帰国のための渡航書」の発給を行います。(要手数料)
<領事のできないこと>
  
● 金銭の供与
  ● クレジットカード、トラベラーズチェックの失効手続き、航空券の再発行手続きの代行
  ● 遺失物の捜索
  ● 現地警察への被害届提出の代行・通訳
  ● 犯罪の捜査、犯人の逮捕、取締り

3.緊急事態 ~大規模な自然災害や騒乱・戦争などの緊急事態が起きたとき~
<領事のできること>
  ● 緊急事態の発生地に滞在する日本人の安否の確認に最大限の努力を払います。
  ● 日本人の被害者がいる場合には必要な支援を行います。
  ● インターネットや連絡網を通じて情報を提供します。
  ● 退避を支援します。
<領事のできないこと>
  
● 退避費用の負担(現金などを持ち合わせていない場合には在外公館にご相談ください。)
  
4.行方不明 ~海外で行方不明になったご家族を探したいとき~
<領事のできること>
  ● 現地事情にあった捜索の方法、現地警察への照会、捜索願いに関する助言を行います。
  ● 犯罪に巻き込まれている可能性がある場合には、現地警察に対して捜査の申し入れを行います。
<領事のできないこと>
  
● 行方不明者の捜索活動

5.逮捕・拘禁 ~逮捕・拘禁されたとき~
<領事のできること>
  ● ご希望があれば領事が本人との面会又は連絡をします。
  ● 弁護士や通訳の情報を提供します。
  ● ご家族との連絡を支援します。
  ● 差別的、非人道的扱いを受けている場合には、関係当局に改善を求めます。
<領事のできないこと>
  
● 釈放や減刑等の要求(適正な法手段がとられている限り、関係当局に対して、特別な扱いを求めることはできません。)
  ● 弁護士費用、保釈費用、訴訟費用の負担、貸付及びその保証
  ● 取調べや裁判における通訳・翻訳

6.困りごと相談 
<領事のできること>
  ● 様々な相談に応じ、解決方法について一緒に考えます。
  ● 弁護士や通訳の情報を提供します。
<領事のできないこと>
  
● 私的争いの仲裁、訴訟への介入
  ● 専門的な法律相談(領事は法律の専門家ではありません。)
  ● 通訳・翻訳(ただし、通訳・翻訳者の情報を提供します。)
  ● 外国査証、滞在許可、就労許可の取得の代行や口添え
  ● 在留国の行政機関への届出の代行、届出書類の翻訳
  ● 日本の年金や生活保護給付の申請の代行
  ● 日本の運転免許証の発給・更新手続