レヴェント文化センター(地図)
Levent Kültür Merkezi
(Onat Kutlar Sinema Salonu)
Çalıkuşu Sok. Levent İstanbul
○1月26日(木)
○1月27日(金)
○1月28日(土)
カッパの三平
○1月29日(日)
「男性、53歳。末期の胆のう癌…」胆石の手術で入院していた藤岡徹は、偶然主治医の言葉を耳にして愕然とする。退院後に妻の章子と共に息子の学園祭に遊びに行った徹は、そこで高校生バンドを見てかつて自分も親友たちと組んでいたバンド“シーラカンズ”を思い出す。「家族に音を残したい」という徹のその思いにかつてのバンドメンバーたちも動かされた。そして、メンバーとその家族を巻き込んだ“僕らのすばらしい日々”が始まる。
日本からホノルルに向けて旅立つ1980便。このフライトは副操縦士・鈴木にとっては機長に昇格するための最終試験となり、斉藤にとっては初の国際線デビューとなるはずであった。しかし離陸直後に鳥がエンジンに衝突したことが原因の機体トラブルから、飛行機はやむなく日本に引き返すことに。台風の接近による様々な困難が待ち受けるも、地上から指示を出すオペレーション・コントロール・センター職員たちの必死の協力で若いフライトクルーは見事着陸に成功する。
短大を卒業後、フリーターをしている鈴子は、バイト仲間からルームシェアを持ちかけられて実家を出る事にした。しかしひょんな事から事件に巻き込まれ、警察沙汰になる。前科者になってしまった鈴子は、「百万円貯まったら出ていきます」と家族に宣言し、バイトを掛け持ちして懸命に働き始める。やがて実家を出た鈴子は、とある海辺の町にたどり着く。海の家で働き始めるが、貯金が百万円貯まると、あっさりと次の土地を目指して旅立つのだった。
東京の下町育ちの小巻は、自称小説家の夫・範朋のダメ亭主ぶりに愛想を尽かし、1人娘の乃里子を連れて母・フミヨの待つ実家に舞い戻る。心機一転、就職活動を始めた小巻だったが、世間知らずで何の資格もない彼女はたちまち壁につき当たることになる。そんな折、乃里子に持たせた特製のり弁が幼稚園で大好評となる。小巻は安くておいしい弁当屋を開こうと決心する。そして味自慢の小料理屋“ととや”の主人・戸谷(岸部一徳)に強引に弟子入りしてしまう。
海上保安庁の料理担当である西村は、南極ドームふじ基地に派遣される。ペンギンやアザラシはおろか、ウィルスさえ生存できない極寒の地では、楽しみと言えば食べることだけ。観測隊員のために西村は、時に贅沢な食材を使い、娯楽の少ない彼らをもてなしていた。日本から遠く離れた西村の心の支えは家族。しかし、ある日娘から「お父さんがいなくなってから毎日が楽しくて仕方ありません」というファクスが届き、西村はショックを受ける・・・。
シェイクスピアのクラシック戯曲を大胆に翻案した作品。東京での恋に疲れて故郷の世嘉冨(ゆがふ)島に戻ったゆり子は精霊(キムジン)マジルーと再会する。マジルーの役目は人々を祝福し、島とゆり子を守ること。ゆり子は島に戻ってきて早々、島の開発をめぐる村長の野望に巻き込まれるわ、別れた恋人が追いかけてくるわで、てんてこ舞いに。マジルーは恋の秘薬を使って大奮闘する。
ある罪を犯して彷徨っていたひとつの魂に、天使らしき少年が話しかけて来たところ、抽選に当たったその魂に、人間界に戻って再チャレンジのチャンスが与えられたと言う。大きな罪を犯したという“魂”がホームステイすることになったのは、成績もクラスで最下位、友だちもおらず、放課後に美術部で絵を描くだけが楽しみの小林真という少年。見知らぬ他人の家にホームステイしているという気楽さから、不倫していた母親や、能天気で人がイイだけが取り柄の父親、自分を見下した成績優秀の兄にふてくされたような態度をとり、反発するが、やがてある真実に気付き始める。
おじいさんの十兵衛と山奥で暮らしている少年・三平は姿がカッパに似ていることから学校でカッパと呼ばれていたが、泳ぎについてはからきしダメであった。しかし、水泳大会で優勝すれば東京へ行けると聞きつけた三平は、東京で離れて暮す母親会いたさから、川でこっそり泳ぎの練習をしていたが、ある日急流に呑み込まれてしまう。三平が意識を取り戻すと、そこはなんとカッパの世界だった。カッパのガータローと仲良しになった三平は彼を連れて人間の世界へ戻る。二人は行方不明になった三平のお母さんを探すため、妖怪たちが潜むという鬼首岳へ向かう。
魔女の宅急便
魔女の娘は13歳になると家を出て、よその町で一年間修行するという掟があった。13歳になった魔女の娘・キキは、掟にならい黒猫・ジジと共にコリコの街に降り立った。パン屋の女主人に気に入られ、店先を借りて宅急便を開業することにしたキキ。そこには新しい生活と喜び、失敗と挫折、人力飛行機に熱中する少年トンボとの出会いが待っていた。都会へ旅立った魔女の女の子の自立を描く。