第5回イスタンブール日本映画祭

※入場無料

※日本語音声/トルコ語字幕

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★３月１３日(木) 　　　

★３月１４日（金）

★３月１５日（土）

★３月１６日（日）

1. 羅生門

平安時代、戦禍と疫病と天災の続く都に近い山科の藪の中で、旅の侍が胸を刺されて死んでいた。容疑者である山賊が捕らえられたが、山賊、死者の妻及び巫女により呼び出された殺された侍の霊の３人が語る事件の証言は全く食い違っていた。
戦後始めて日本からヴェネチア国際映画祭に出品され、そのグランプリ受賞により黒澤明及び日本の映画を海外に認めさせ、進出させるきっかけとなる重要な役割を果たした作品。

監督：黒澤明

出演：三船敏郎、京マチ子、森雅之   
制作：1950年、モノクロ、88分

主な受賞歴：ヴェネチア国際映画祭金獅子賞、アカデミー賞最優秀外国語映画賞

２．楢山節考

元気に働くおりんは今年楢山まいりを迎えようとしていた。楢山まいりとは７０歳を迎えた冬には皆、楢山へ行くのが貧しい村の未来を守るための掟であり、山へ行くことは死を意味していた・・・。
信州の山深い寒村を舞台に、死を目前とした人間の生き方を描いた本作品により、今村昌平監督はカンヌ国際映画祭パルムドールを受賞。

監督:今村昌平 
出演:緒方拳、坂本スミ子、左とん平    
製作：1983年、カラー、130分

主な受賞歴：カンヌ国際映画祭パルムドール

１．Always　三丁目の夕日

１９５８年の東京下町を舞台に、そこに暮らす人々の日々の悲喜を描いた群像ドラマ。短気だが家族思いの則文が営む自動車修理工場に集団就職で上京してきた六子は、会社の小ささにがっかり。そんな六子をやんちゃな小学生一平は「もうすぐテレビがやってくる」と慰める。他方、修理工場の向かいで駄菓子屋を営む茶川は密かな思いを寄せる飲み屋の女将ヒロミに頼まれ、身寄りのない少年淳之介を預かることになるのだが・・・。

監督：山崎貴
出演：吉岡秀隆、堤真一、小雪
製作：2005年、カラー、133分

主な受賞歴：日本アカデミー賞作品賞／主演男優賞／助演男優賞／助演女優賞／監督賞／脚本賞／音楽賞／撮影賞／照明賞／美術賞／録音賞／編集賞／新人俳優賞

2. 隠し剣　鬼の爪

幕末の東北、下級武士の片桐宗蔵は、かつて宗蔵の家に奉公にきていた娘きえが、嫁ぎ先で酷い扱いをうけて寝込んでいることを知り、きえを強引に連れ帰る。その頃、藩では、宗蔵と同じ師範に学んだ狭間弥市郎による謀反が発覚していた・・・。

山田洋次監督が、アカデミー外国映画賞にノミネートされた前作「たそがれ清兵衛」に続き藤沢周平原作の時代劇に挑戦した作品。

監督：山田洋次

出演：永瀬正敏、松たか子、吉岡秀隆

製作：２００４年、カラー、１３１分

主な受賞歴：日本アカデミー賞美術賞、報知映画賞主演女優賞

３．シコふんじゃった。

大学４年生の秋平は卒論指導教授の穴山から卒業と引き替えに、彼が顧問をしている相撲部の試合出場を引き受けてしまう。しかし相撲部の部員は８年生の青木一人だけだった。
ひょんな事から大学の相撲部に入ることになった大学生の奮闘をコミカルに描いた異色相撲コメディ。脚本・監督は「Shall we ダンス？」の周防正行。

監督：周防正行
出演者：本木雅弘、清水美沙、竹中直人
制作：1992年、カラー、103分

４．ナビィの恋

都会の生活に疲れ、沖縄の小島に里帰りした奈々子。陽気な島民や祖父母に暖かく迎えられ、彼女の心は次第に癒されていった。だが、しばらくすると、奈々子は祖母のナビィの様子がおかしいことに気づく。
沖縄の小さな島を舞台に、６０年前の恋に胸焦がす老婆を巡る騒動を描いたロマンスコメディ。

監督：中江裕司
出演：西田尚美、平良とみ、登川誠仁
制作：1999年、カラー、92分

主な受賞歴：日本インターネット映画大賞、日本映画プロフェッショナル大賞監督賞/特別賞

１．銀河鉄道９９９

１５歳の少年、星野鉄郎は、５年前人間狩りを行う機械人間たちに母を殺されてしまう。敵を討つためにはアンドロメダで機械人間の体を得なくてはならず、鉄郎は謎の美女メーテルから贈られた銀河鉄道のパスを手に、彼女と共にアンドロメダへと旅立つのだった。
松本零士の同名テレビシリーズを母体に新たに劇場用映画に構成された、少年の冒険を描くアニメーション。

監督：りんたろう
声の出演：野沢雅子、池田昌子、肝付兼太
制作：1979年、カラー、128分

２．時をかける少女

高校２年生の紺野真琴はある日踏切事故をきっかけに、時間を過去に戻ってやり直せる「タイムリープ」能力に目覚める。最初は戸惑っていたが、一度その力の使い方を覚えると何の躊躇もなく日常の些細な不満や欲望の解消に能力を使い始める。しかし、真琴がタイムリープを繰り返す中、仲の良い２人の男友達との間の関係に微妙な変化が訪れ始めていた・・・。

監督：細田守
声の出演：仲里依沙、石田卓也、板倉光隆
制作：2006年、カラー、98分

主な受賞歴：日本アカデミー賞アニメーション作品賞、

シッチェス・カタロニア国際映画祭アニメーション部門最優秀長編作品賞